夏バテ

7月も末が近くなり、雨が上がり気温が高くなってきました。いよいよ夏本番という感じが強まってきました。

しかし、梅雨の間の疲れが知らず知らずのうちにたまり、ぎっくり腰でギクッと着たり首肩の凝りから頭痛が来たりしていませんでしょうか?
日々の出来事に忙殺されて多少の不調はやり過ごしてはいませんか。おかしいと思ったらすぐにケアをお勧めいたします!

この時期やはり皆さん、からだが暑さや、気圧の変化また、仕事を含め日ごろのさまざまなストレスから自律神経がそれに対応しようと一生懸命に働き疲労があったり、しているものです。

最近、私が特に注目しているところが足首です。
特に内側、この部分は、人体最大の腱であるアキレス腱があるところ。

東洋医学的にも肝・脾腎の経絡が通っているところです。
ですから、いかなる症状の方がみえても丁寧に触診します。
体調が悪いと、むくんでいたり、押すと筋張り、表面がいびつな感じがするものです。
特にお年寄りはいびつになっていることが多いようです。
これをなめらかにしていきます。手首の脈も整います。
もちろん、背部の脊柱に沿った左右の起立筋にある肝兪、脾兪、三焦兪、腎兪と肩甲骨の背面の天宗、臀首の部環跳は日必須のツボです。

最近、交通事故にあわれた方が見えました。
頭部と顔面を6針縫うという入院が必要なけがです。顔面は腫れ、目の周りは青ジミがあり大変でしたが、
鍼灸治療により2回目で青ジミが消え、頬の腫れも小さくなり首の回旋もらくになりました。
もちろん、形成外科、脳神経外科、整形外科への通院は完全に治るまでは続けながら、
鍼灸治療で治癒をスムーズに速やかにおこなえるようにお手伝いしていきたいと思います。
鍼は即効性があるので最初のうちは変化がよくわかるものですし。
なにより、自然治癒を高めますので早く回復すると思います。

また、この時期、部屋の内外の気温差が大きかったりします。室内の仕事冷房にやられる方が増えます。
冷えが足元から入ると思います。上半身があつく、下半身が冷えているので体調を崩されます。
意外と足首のツボでラクになったりしますよ。