肩こり腰痛、関節痛など不調の元は生活習慣に潜んでいます

6月に入り今年は遅れておりますが、春から梅雨の季節にと移ってきました。
梅雨前線が日本列島に停滞します。
カラっとはせずに気圧の変化が激しくじめじめとした季節になります。
気圧の変化が多く湿度が高くなると自律神経が乱れて胃腸の働きが低下したり、
雲があつく日照り時間が少なくなると心は少し内向的になりやすい時期です。

東洋医学的には、春、夏、湿気の多い長夏の三種類の季節が重なるためさまざまな不安定な感情や身体的な症状が現れる時期です。
感情的には、それぞれ春は 肝 怒りやすい、夏は 心 不安感、不眠、長夏は 脾考えすぎてしまう、
これら三種類の臓器に負担がかかりやすくなりそれら特有の感情を抱きやすくなります。
また、身体的にも多いのは肩こり、腰痛、それに伴い足のむくみ、そしておもだるさ、
これら多彩な症状は鍼灸、マッサージ(あんま、マッサージ、指圧)の三療の施術で解決できることを実感されてはいかがでしょうか。

この時期、肩こりから次第に頭痛の症状を訴えられる方も増えています。
また、首、肩こりで高血圧となることもあります。肩こりは、多彩な不調をきたす症状の原因になることが多いものです。

首を前に傾けてパソコンやスマートホンなどを見続けると血流が悪く成ります。
すると首や肩の筋肉に疲労物質が蓄積します。
たまった疲労物質は血管を圧迫して血液循環を悪くし血圧を下げてしまいます。
さらに首の付け根にある延髄には血圧調節中枢があり、首の血流が悪く成れば血圧上昇に直結するといわれています。

また、最近、股関節が痛くなり歩行も難しくなり下肢を引きずって来られた方が来院されました。
そんな方も施述語は歩行が楽になり喜んで帰られますが次回1週間後は股関節周りが硬くなりもとにもどっていました。
やはり、生活習慣が病気、不調を作り出すものと思います。根本的に完治させるには生活習慣の改善をアドバイスすることも、こちら施術者側の大切な役目だと実感するこの頃でもあります。