肩こりは姿勢や運動機能にも影響

肩こりは、肩から首肩甲骨にかけての筋肉の張りや痛みが続く症状です。
姿勢や運動機能にも影響を及ぼし頭痛などの不快な症状を起こす原因にもなります。
肉体的にも精神的にも影響を及ぼします。
またほとんどの方が、背中の張も感じたり痛みを感じるものです。

肩こりの原因としては

何らかの病気により引き起こされるものもありますが、原因がはっきりとわからないものがほとんどです。
例えば、不良な姿勢、運動不足、過労、寒冷、肉体的精神的ストレス、自律神経の乱れなどが重なり肩周辺の筋肉の緊張、血流不足によって起こると考えられています。

●同じ姿勢でのデスクワーク
●眼精疲労
●運動不足による筋肉疲労と血行不良
●ストレスによる緊張などなど。

肩こりの原因と考えられる疾患

四十肩、五十肩
変形性頚椎症
更年期障害
高血圧症
低血圧症
狭心症
心筋梗塞 などなど

肩こりはさまざまな病気の前兆にもなります。

肩こりの裏に隠れたものとして

片頭痛
肝臓疾患
解離性大動脈りゅう
胆石症
膵炎、パーキンソン病
視力障碍
副鼻腔炎
脳梗塞
顎関節症
メニエル病
めまいや耳鳴り などなど

以上のように自律神経とのかかわりも多く症状も複雑多岐にわたります。

まとめ

意外と普段肩こりをあまり感じないという方も案外、肩関節、肩甲骨周りが硬くなっていたりするものです。

これは、私がよく遭遇するのですが、肩こりの症状が進み頭痛耳鳴り、めまい鼻炎等、顔面、頭頚部の症状を訴える方は、
肩こりだけでなく、上部胸椎つまり肩甲骨の高さの背骨を圧すると痛みを訴えられます。
症状が表に現れている方ほど上部胸椎の突起を押すと痛がられます。

しかし、ツボに鍼をしたり、手技でツボに刺激を施すとだんだんと押して痛かった背骨の痛みが和らいでいきます。
背骨の両側あるツボがとても大事になります。
そして施術が終わった時にはすっきり(笑み)

肩こりのような症状は病院に行ってもすっきりと治るというものではありません。
ぜひ、鍼灸、手技(あんまマッサージ指圧)をお試しになられてはいかがでしょうか。
背中をやわらかくするのがコツです(笑み)