肩こり、首凝り、背中のはり

新型コロナの緊急事態宣言は、福岡県も延長になりましたね。
なかなかはっきりと 下火になってきているようではありませんね。
そんな中、おうち時間は増える人、また職場と自宅を往復する以外は行動に制限をか けられている人も多いですね。
休みの時くらい自由に外に出てからだも動かしたいも のです。
なので、肩こり首凝りの方が増えています。来院される方にも肩こりから頭 痛が来るなど不調を訴えられます。

そんな方はたいてい背中がかたまっています。
特に左右の肩甲骨の真ん中あたりにこ りを感じるといいます。
そのような方は、胸椎を押すと痛みます。その原因は、背中 の上のほうが凝り固まっており、つまり胸椎の動きが悪くなっていると思われます。
胸椎は、脊柱、背骨の頸椎と腰椎との間にあります。12個の椎骨からなっており各 々が肋骨と連結しています。
胸椎は、上半身をひねったりそらしたり丸めたりする動作をするときに可動域が必要 な部位です。
胸椎のしなやかさが失われるとそれによる不調が頸椎や腰椎に伝わってきてそれが肩 こり腰痛などのトラブルを引き起こす原因になるものです。
簡単に言うと、すべての不調は背中と関係ありそこからくるものだといっても過言で はありません。
肩こりは上半身の不調なので胸椎ですが、下肢のトラブル、膝や足の トラブルなどは腰椎がかたまって起こるともいえます。
ですから、背中をやわらかくすることが肩こりの軽減、予防改善につながります。
座布団を重ねてその上に背中を当てて伸ばしてみると気持ちがいいですよ。
少しでも 椎骨(背骨)の動きをしなやかにしたいものです。

うちの治療は、背中の緊張をゆるめます。椎骨の動きをなめらかにします。背中も伸 びてすっきりなりますよ。
古くから中国医学の鍼灸には、背中にもたくさんのツボがあります。
特に脊柱の両サ イドにある脊柱起立筋には大事なツボ、兪穴があります。
私が使うのは、肝兪 脾兪  腎兪 三焦兪です。これらはすべて脊柱の両側の脊柱起立筋上ニあります。すべて の人に使うツボです。
この脊柱からは全身に脊髄神経が出て分布しています。自律神経も混ざって。ですか ら、脊柱がやわらかくなると神経、血管も通いやすくなるわけです。
そうするとおの ずと全身の症状も改善されて来るというわけです。
後すべての症状の方にするツボとして天宗(てんそう)環跳(かんちょう)があり ます。 天宗は、上半身つまり上肢、肩首頭部顔面の症状をとるもとになります。
また、環跳 は、下半身の症状をとるもとになります。
これらのツボニアプローチするだけでも全身への気血水の流れを促し元気が出て来る と思います。 お試しになられて快適な生活をお過ごしニなられますようお手伝いさせていただきま す!

お悩みの方は藤崎鍼灸マッサージ治療院にお問い合わせください。