自律神経

毎日が目まぐるしく変化していくスピード社会、コロナの恐怖、家族、対人関係、職 場のなんだかんだ。
そんな現代社会ではだれもがストレスを感じながら日々生活して います。
また、気候の変化、などなど。それらが我々を襲ってきます。 ストレス要因が複雑に絡んできます。そんな時、自律神経失調症起こると考えられて います。

自律神経は大きく乱れると、夜なかなか寝付けない、ドキドキする、肩こりがひどく て頭がずきずき痛む。歩くとふらふらする、
全身がだるくて何もする気がしないなど という症状に悩まされることがあります。それにもかかわらず、病院の検査では異常 が見つからない、
そんな時、自律神経のバランスが崩れる自律神経失調症が疑われま す。自律神経のバランスが崩れると免疫系やホルモン系そして脳内の神経伝達物質も 同時にバランスを崩していることが考えられます。

ー律神経系、状況では自然 治癒力が発揮されるといわれています。
例えば、ホルモン系では、その分泌の指令を出す最高中枢が脳の視床下部にあります 。
そこは自律神経の最高中枢でもあります。なので、ホルモンの影響を受けやすい女 性に自律神経失調症が多いのはそのためではないかと思われます。

この自然治癒力を高めるにはどうするか、それには、鍼灸、手技によるマッサージな どによるツボ治療がよいと思います。
滞った気血水、現代医学的に言えば血液、リン パなどの体液の流れをスムーズニすることです。 それらが流れずに、停滞しているところに病気が起こります。
それが痛みであり、こ りであり、不快感です。それが進むと病気となります。
例えば、消化器系で言えば、口から入った食物が胃袋で停滞してたまれば、胸やけな どの不快感→胃炎→胃潰瘍→胃がんへと。それが大腸の校門に至るまでの各臓器で起 こりえます。
なので働きをよくして流れをスムーズにすることが大切なのです。血管 で血液が停滞すれば血栓ができやすくなりつまりのもととなります。
リンパの流れが 滞ればむくみとなり重たく不快になります。なので、気血水、血液、リンパ液はスム ーズに全身をエンドレスニ流してあげることが治療とも言えます。
それを鍼灸は、ツ ボでおこないます。

さて、具体的に、自然治癒力を高める治療とはどんな風にしてするかというと、太極 治療ではとてもシンプルです。
まずは、背中をやわらかく緩めるのです。背中とは背骨の両サイドの筋肉をやわらか くするのです。背骨(脊柱)からは、全身の末梢に行く神経である脊髄神経が通って おります。
そして、背骨の前には自律神経の交感神経が通っております。なので背骨 の両サイドの縦に走っている筋肉をやわらかく緩めるということは、脊髄神経の通り をよくすることにもなると思います。
ツボで言えば、、肝兪(かんゆ)脾兪(ひゆ)腎兪(ジンゆ)それに、三焦兪(サン ショウゆ)です。これらはすべて背骨の両側にある筋肉上ニあるツボです。
そして、これらをやわらかくするのに足首ニもアプローチします。具体的にはアキレ ス腱をやわらかくします。
また、背骨の両側を通っている膀胱経の代表であるツボ( 原穴)京骨(けいこつ)足部の背面外側ニもアプローチします。簡単に言えば足首エ リアをやわらかくするわけです。

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そして、次に、手(腕)付け根である肩甲骨、わきの下のエリア、大事な背骨を載せ ている腰と臀部つまりお尻のエリア。これらのエリアをやわらかくして疎通をよくす ることをおこないます。大切なのはやはり、大事な背骨(脊柱)を載せている腰、臀 をやわらかくすることです。骨盤部のエリアです。 これらをツボでいえば肩甲骨の背面にある天宗(てんそう)と臀部の環跳(かんちょ う)のツボです。
上にあげたツボは、どんな症状にも、疾患にも用います。なぜなら、全身の気血水の 流れをスムーズにするためにです。気血の流れがスムーズになれば自然に症状はとれ ていくのです。つまり自然治癒力を高めるには背中が重要であるということになりま すね。