ストレスには自然治癒力を高めましょう!

ストレスとは、圧迫とか、緊張を意味することばですね。
医学的には、生体内の歪み の状態を意味します。 外から加わる有害な事柄、それによって生じる防衛反応。
これらの両方を合わせてス トレスといいます。 この外から加わる有害因子は、原因は様々で、はっきりしているものとそうでなく自 覚のないものとあります。
災害や、事故、人間関係、ケンカしたなどはわかりやすい ですね。それによって不安やイライラ、気分の落ち込み不眠といったストレス反応が 起きた場合、本人も周りもストレスのせいだと判断できます。
しかし、中にはみえな いストレスもあります。例えば今なら、コロナに対する不安やおそれなどや、気候の 変化、また異常気象も含め見えないストレスになっているとも言えるでしょう。

ストレスという概念は、カナダの生理学者、ハンス・セリエ(1907〜82)が提 唱されたといわれています。
ストレスに伴う心身の機能変化を下垂体→副腎皮質系の反応をとして説明されたので す。
生体にストレスが加わると、脳の下垂体が副腎皮質を刺激しホルモンが分泌されます 。
この下垂体が副腎皮質を刺激してホルモンを分泌する反応には三つの段階があります 。
抵抗期には抵抗力が高まり安定した状態になります。この間にストレスの解消をはか ればよいのですが知らないうちにストレスを蓄積させてしまいます。
なのでそうなら ないように、またそうなったにしても、経絡の流れをスムーズにすることが大切にな ります。
ストレスが長く続くと生体の能力が疲れきって適応力を失ってしまうのです。 抵抗期のうちにストレスを解消したいものです。
それにはやはり、鍼灸がよいと思います。鍼灸は自然治癒力を高めます。ストレスに打ち勝つ心身をつくるには自然治癒 力をつけることが一番だと思います。
もちろん、おいしいものを食べたり心をときめ かせたりすることもよいでしょうけど(笑み)

鍼灸で自然治癒を高める煮にはどうするのか。
肺→大腸→胃→脾→心→小腸→膀胱→腎→心包→三焦→胆→肝 の順序で全身をめぐっています。これらのどこかが滞るとからだの不調になります。
まず、なんの症状病気でも、この流れをよくする治療をおこないます。 その治療というのが、肝、脾、腎、三焦にアプローチします。
そうすると全身に影響 を及ぼすことができます。具体的には、背部にあるツボ(背部兪穴)背骨の横のツボ です。これは、太極治療の考え方の一端です。
背骨の周りが柔らかくなるとからだはらくになりますよね。ストレスも軽くなるはずです。
この頃、イライラしたり、不機嫌になったりすることが多くなったと感じたら 、知らないうちにストレスがたまっているのかもしれません。
ぜひ、背中を緩めてみ てはいかがでしょうか。自然治癒力も高まります。自然治癒力を高めるということは 、自らのエネルギーを高めるということにもなります。
自らのエネルギーが高まれば 周りにもよい影響を与えることにもなります。 ぜひ、ストレス軽減にも、鍼灸、治療的なマッサージをお勧めします。

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